マレーシア留学

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マレーシア留学について〜少しマジメな話4〜

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マレーシアの教育環境

■学年は一年生~一二年生 

インターナショナル・スクール(ボーディング・スクール含む)と日本の学校は、それぞれの学校の就学年数に違いがあります。小学校から高校卒業までに、一二年間を要するのはインターナショナル・スクール、日本の学校ともに同じです。しかし日本の場合は小学校六年・中学校三年・高校三年の六・三・三制ですが、インターナショナル・スクールの多くは小学校六年・中学校二年・高校四年の六・二・四制です。

そして、学年の数え方も日本とは異なります。小学校~高校卒業までを続けて数えます。小学一年を一年生(grade一、あるいはyear一)~高校四年生(日本の高校三年相当)を一二年生(grade一二、あるいはyear一二)と数えます。ですから、中学一年は七年生、中学二年は八年生、高校一年は一〇年生と、小学校六年の後に学年をそのまま加算し、高校四年(日本の高校三年)では一二年生になります。

その他、小・中・高校の就学年数にそれぞれ多少の違いがあることがありますが、国や認定機関のカリキュラムが異なる場合でも一年生~一二年生までを、積み上げて数えるスタイルは同じです。

ここでは、学年の表記をこの一年生~一二年生で記しています。

 

 

■カリキュラムについて

インターナショナル・スクール(ボーディング・スクール含む)と日本の学校では、用い教育カリキュラムが異なります。インターナショナル・スクールと一口にいっても全て同じではなく、イギリス式、アメリカ式・カナダ式・オーストラリア式、ドイツ式など国によるカリキュラムの違い、国際バカロレアなど認定機関の違いがあり内容も多岐に渡ります。各々の社会システムの違い、理念・信条の違いなどが見受けられます。個々人の支持する教育理念や、進学する国や目標によってカリキュラムを選択する指標が決まります。

これらのインターナショナル・スクールのカリキュラムは、共通してグローバル教育を提唱しています。その他の共通項は、リーダー育成・思考力の鍛錬・参加型授業・アクティビティの重視などです。

 

マレーシアの英国式ボーディング・スクールで用いられるケンブリッジ式カリキュラム、IGCSE、国際バカロレアについて、インターナショナル・スクールで用いられるアメリカン・カリキュラム、カナディアン・カリキュラム、オーストラリアン・カリキュラム、ドイツ式のアビトゥーアについてご紹介します。

 

■世界基準の大学入学資格を目指す

日本と世界の教育システムの違いから問題になるのが、世界基準の大学入学資格です。日本の高校卒業相当の教育は、世界の大学の入学基準に満たないことが、欧米の名門大学留学を難しくしている原因でもあります。世界レベルで語られるイギリスの教育制度は、就学開始年齢が日本より一年早い五歳からです。そしてイギリスでは、日本の高校卒業相当の履修を一六歳で終え、「シックス・フォーム」と呼ばれる過程に進級します。シックス・フォームでは一年半~二年間で、日本の大学一年~二年生相当の一般教養課程を履修をします。そのために、日本の高校卒業資格のみでは、海外の大学に入学することができないことが多いのです。

また、高校二年生から留学難易度が格段にあがる理由は、このシックス・フォームの履修が日本国内の高校教育に対して、二年ほど早いことにあります。早期留学が有効である理由は、このような日本と世界の教育システムとの違いにもあるのです。

一般教養課程を履修する世界基準の大学入学資格は、イギリス式だけでなく、その他のインターナショナル・スクールのカリキュラムでも採用されています。これらのインターナショナル・スクールが、いかに優れた教育であるかが、このようなポイントからも伺えます。

 

■アメリカの大学進学に適したアメリカン・カリキュラム(AP)

イギリスの教育制度を踏襲するマレーシアでは、英国式のインターナショナル・スクールが数多くあります。マレーシアで履修するカリキュラムは主に、英国式のケンブリッジ式、IGCSEです。その他、カナダ、オーストラリアなど、イギリス連邦加盟国が目立ちます。また、国際大学入学資格であるIB国際バカロレアも用いられています。それらのカリキュラムには、類似点が多く見受けられます。

世界基準の教育制度は主に、日本の大学一~二年次の一般教養過程を高校卒業までに修了する一方で、アメリカの大学制度は日本同様、四年制で一~二年次に一般教養課程を履修します。しかし、主にマレーシアの米国式インターナショナル・スクールは世界基準のアメリカン・カリキュラム「AP(Advanced Placement)」を採用しています。そのため、アメリカ国内の大学では、一般教養課程修了の単位認定がなされ、大学二年次に編入します。

このような事情があるものの、アメリカとの教育制度の違いから、イギリス連邦諸国の大学では、このAPを終了していても、一般教養課程修了の単位認定がなされません。アメリカン・カリキュラムを受ける場合は、その点に注意が必要です。

アメリカン・カリキュラムAPは、履修内容、進度は世界基準であり、アメリカの大学進学には最適なカリキュラムなのです。

 

■日本の公立学校からも留学できる

マレーシアのインターナショナル・スクールや英国式ボーディング・スクールは、入学判定の英語力の基準が易しく設定されています。英語を第二言語として学習するマレーシアは、入学希望者に高い水準を求めません。ある程度の英語力と学ぶ意思があれば、入学してから補習授業ESL(「English as a Second Language)、またはEAL(English as an Additional Language)で熱心に教育する体勢が整っているからです。

そのため、日本の公立の学校からの留学生も積極的に受け入れています。しかし、英国式ボーディング・スクールは、一般のマレーシアのインターナショナル・スクールと比較すると、やや高度な英語力を求められます。そのようなことから多少の注意が必要ですが、ある程度の英語力が見込める場合は入学できます。

特別な英語履修をせずに公立の学校から留学を希望する者は、入学基準に満たないことがしばしば見受けられます。そのような場合は、事前にマレーシアに語学留学することで、入学基準程度の英語力を身につけます。マレーシアのホスト・ファミリーのもとにホーム・ステイしながら、三ヶ月程語学学校に通うことで、英語力の要件をクリアできるでしょう。

そして、スクールでは英語指導のELSあるいはEALなどの、英語補習プログラムを利用し、遅れが出ないようにしっかり履修します。マレーシアのインターナショナル・スクール、英国式ボーディング・スクールは、英語を母語としないアジア諸国、中東、アフリカなどからの留学生を多く受け入れています。公立の学校に通う日本人であっても、学ぶ意思を評価し、受け入れてくれるのです。

 

アイデンティティの形成とバイリンガルの可能性

子どもの学習能力には、その後の優劣が決まる分岐点があります。九歳の壁といわれ、それまでの学習効果が問われる時期です。九歳になると応用問題や、文章問題が多くなり、実践的な学習が求められるようになります。その分岐点を超えることで、成績の向上が顕著に現れると考えられています。

留学を志す子どもたちは、このような九歳の壁を超えていることでしょう。一つの成功体験が自信になり、先の学習意欲を高めます。

また、この時期は母語での学習経験が、アイデンティティ形成を促す時期です。しかし

、ここで英語の学習機会を与えると、第二言語に対するフラットな姿勢を体得できるとも考えられています。心身の発達段階に異文化の刺激を与えることは、英語習得の学習効果を高めます。

グローバル社会に対峙する精神のベースの構築と、成長の可能性を秘めています。この貴重な時期のマレーシア留学は、子どもの心身に様々な出会いと経験をもたらしてくれるのです。

 

■マレーシアはアジアにおけるイギリス

マレーシアを語る上ではイギリスとの関係を切り離すことはできません。イギリスはマレーシアの建国に強い影響を与えており、現在のマレーシアはイギリス連邦加盟国です。それらのことから、ブリティッシュ英語との関わり合い、現行のマレーシアとイギリスの教育制度との類似点が多く見受けられます。そして、マレーシアの特徴である英語の準公用語使用は、ブリティッシュ英語をベースになされているのです。

また、イギリスとの関係の深さは、教育環境により顕著に表われています。マレーシアに多数あるイギリス名門スクールの分校の存在です。エプソム・カレッジやマルボロ・カレッジなどの名門ボーディング・スクールだけでなく、ノッティンガム大学・ウエストミンスター大学の分校もあります。また、マレーシアの私立大学はイギリスの大学と提携関係にあることが多く、ロンドン大学の学位が取得できるプログラム他、マレーシア私立大学でイギリスの大学の学位が取得できるプログラム、マレーシア私立大学とイギリスの大学の学位が両方取得できるプログラムなどもあります。

教育の交流が盛んに行われているのは、マレーシアとイギリスのこのような関係性によるものです。アジアからは遠く離れている欧米諸国への留学が、マレーシアを経由することでスムーズに実現できる理由はそこにあります。

 

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